中長期的な作業を行う際にまず行うべきは、全体像の把握と、完成形へ至る工程の検討かと思う。とはいえ段ボール四箱を開け、組み立てマニュアルのついたブックレットをとりだし、全てを読み込み、正確な工程を検討するのは、非効率な感がある。
そこで一箱分25冊をとりだし、工程を考えた。
デアゴスティーニは営利企業である。その目的は自社の利益を最大化することで、何もボランティアでコストのかかった販促品をばらまいているのではない。彼らが利益を得るためには、おまけ付きマガジンが、ガンガン売れてもらう必要がある。発刊時に顧客を惹き付け、顧客が止めたらもったいない、と思うところまで繋ぎ止める必要がある。効率のよい組み立て順を考えた地味なパーツをだすより、より機関車をイメージできるパーツを出す必要がある。
したがってばらばらと一部一部が徐々にできていく、といった構成になっている。
要は1から100まで順に組んでいたら酷く非効率なのが、わずか1/4で理解できた。このため、二箱を開け、50冊を検討対象として開始した。
まぁ、今回はここまで。
明日は平日だが接待でゴルフに行く、そのため早めに寝る。
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後藤修二
1999年名古屋学院大学卒業。現役時代は「カミソリシュージ」の異名をとり、切れ味鋭い考察とべらんめえ調の話し口で後輩ゼミ生を戦々恐々とさせたが、近年は刃研ぎに費やす時間がないほど多忙であり、刃がボロボロになったと揶揄される。
趣味は模型作成。見た目の貫禄は児島ゼミ随一を誇る。多面的に右聞き。現在はIT系商社の地域代表。
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