前回、
児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその2 昭和歌謡編、からの続きです。
その1は
児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその1 仕事編です。
ゼミの話はないの?
ところで村井さん。ゼミ時代のお話、全然してませんよ。
1年生のときの基礎演習が児島先生で、当時は先生が若かったのもありますが親近感があったし、このゼミに入って「熱中になれる何かがある」と期待できる何かがあったんだよね。とにかく、ラクをして流されるのだけは絶対にイヤで避けたかったね。
なんかちょっと意外な答えでしたね。ということは、ゼミは相当苦労されましたか?
最初は人前で話をするのが本当に苦手だった
いやいや、まったく。正直、苦労したとはまったく思っていないよ。2年間、ただひたすら楽しかったね。素敵な恩師と仲間たちにも出会えたし。
特に印象に残っていることって、何かあります?
僕は人前で話をするのがとにかく苦手でね。3年生のとき、ゼミで本を要約して発表することがあったんだけれど、とにかくものすごく緊張した覚えがあるかな。今はそんなことはないんだけれど、これも児島ゼミでの経験なんだろうね。 ちなみにこのときの本は岩波新書の「インターネット」、著者:村井純先生(現慶応義塾大学教授)。
古いっ、っていいそうでしたけど、ここは懐かしいにしておきましょうか。
いや、古いでしょ。だって来年で児島ゼミができて20年になるんでしょ。僕も来年で40歳だからね。
そう、早いものですね。児島先生が名古屋学院大学で初めて教鞭をとった年齢を遥かに上回っているわけですからね。
今回もパーティーとかいろいろ企画しているんでしょ?手伝えることはなんでも手伝いますので、遠慮なくいってください。
ありがとうございます。まだ場所も日取りも決めてないんですけれど…。
だけどどれもこれもついこの間のように思えるよね。 阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、Windows95の発売。これ、全部1995年なんだよね。
僕が大学に入った年ですからね。よく覚えてますよ。特に震災とサリン事件はセンター試験の直後でしたからね。
ちなみに、1995年は日本のCDとレコードの売上の中でもっともミリオンヒットを記録したCDが多かった。レコード大賞はtrf(現:TRF)の”Overnight Sensation-時代はあなたに委ねてる-”だね。
さすがそのあたりの抜け目のなさは村井さんですね。
いえいえ。
ビジネススキルの基礎は児島ゼミで学んだ
他に何か当時の思い出といえるものってあります?
今でも仕事でよく使うパワーポイントは児島ゼミで覚えたことが基礎になっているね。先生をはじめ、同期生・後輩のおかげで、本当に感謝しています。
児島ゼミの特色なんですかね。こう、何かみんなでやる、みたいな。
そうだね、間違いなくいえることはマニアックな人が多いってことだね。まぁ、自分の昭和歌謡を含めてだけど。 わかりやすくいうと、「深く追求している、熱心な人の集合体」っていえるのかな。
なるほど。
僕らが在学当時は2期とか3期とかでそうでもなかったけれど、今は20年の歴史があるからね。 現役のゼミ生がOB/OGとコミュニケーションを容易にとることができるというのが、児島ゼミの最大のメリットだと思うね。
そうですね。年に2回、ときどき1回になったりしますけどOB/OG会、続いてますからね。
OB/OGを使い倒せ
僕は2期生なので出席者はほとんどが後輩になるわけなんだけど、後輩の話を聞いていたりすると先輩としてがんばらなくてはなと励まされるね。 それに後輩からすると、就職活動のときのように一辺倒ではない会社のホンネの部分を知ることができるいい機会だと思うよ。部活とかならまだしも、ゼミでこんなに長い間付き合いが生まれるのって他にはあまりないんじゃないかな。
まぁ、僕はホンネの部分がホンネすぎてしまって、後輩たちの夢を壊しかねないのでそこらあたりは少し控えめにしてますけどね…。
今、村井さんがもし当時の大学生に戻れるとしたら、児島ゼミでどんなふうにやっていきたいと思います?たらればの話で申し訳ないんですけど。
それはもう、OB/OGをもっと使うね。会社に入ったらOB/OGみたいな人たちばっかりじゃない。同世代がいる方がめずらしいでしょ?会社の上司や役員にはまだちょっと早いかもしれないけれど、今の児島ゼミにはちょうどその年齢層がたくさんいるからね。こういう世代の人たちがなにを考えているのかとか、そういうことを知るのにはいいチャンスだと思うんだよね。
だから今の現役生のみなさんにも、もっと積極的にOB/OGをどんどん使えっていいたいですね。そういうコミュニケーションがとても大事だし、この児島ゼミの特徴でもあるからね。飲み会で1回あってFacebookで○○さんに聞きたいことがあるんですけど、ってグループに書き込めば、そんなにいりませんていうぐらいたくさんの回答がくるから。
話し好きは多いですからね。
あ、そうそう、最後にもう1つだけ。
はい、どうぞ。
どんなことでも大概なことは何とかなります。後輩のみなさんは、どんなことにもためらわず、どんどん前に向かって進んでいってほしいと思います。
村井さん、今日は本当にありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。また何年かしたら、是非やりたいねぇ~。
(了)
児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその1 仕事編 児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその2 昭和歌謡編
村井昭之
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