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児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその1 仕事編

児島ゼミ生をインタビューする企画。第2回はゼミ2期生の村井昭之(98E)さんにご登場いただきました。

村井さんは大学卒業後、「行ってみようよ名古屋トヨペット」のCMでおなじみの名古屋トヨペットに就職され、営業所でセールス(いわゆるディーラー)担当の後、本社の企画部門を経て、現在は経理部門にて活躍してみえます。

それでは村井さん、よろしくお願いします。

はじめまして。児島ゼミ2期生の村井です。

村井さん、いろいろと話の引き出しが多いので、どれから伺うか迷ってしまうんですよね。

まぁ、そこは仕事のお話からってことでいいんじゃないの?

最初はディーラーの営業マン

では、仕事のお話からということで。 村井さん、名古屋トヨペットに勤務してしばらくは営業所勤務でしたよね。僕も何度か遊びに行ったことがありますけど、気がついたら本社勤務になっていて。 どれぐらい営業所の現場でセールスの仕事やっていたんですか?

入社から5年間だね。

ショールームで黄色-マークX-

ショールームにて  黄色いマークXとともに

今はわからないですけれど、僕らが就職した当時はディーラーは大変だという印象が強かったんですけれど、やっぱり大変でしたか?

それはもう、何度もやめたいと思ったね。 でも、「やめたらここでおしまい」、「やめて別のところで働いてもどこも同じだ」と何度も自分に言い聞かせて踏ん張ったね。まぁ、トップセールスには程遠かったんだけれどね。

それでも本社へ転勤が決まって挨拶回りをしているときに、様々なお客様から励ましの言葉や感謝の言葉をたくさんいただいたんだよね。それはもう、うれしかったですよ。

デスクにて

デスクにて

そして、本社勤務へ

その後本社勤務になったんですね。

最初は企画部門に所属したんだけれど、営業所在籍のときよりもっと苦労したよ。なんだかもう、自分はまだまだ甘いと思わされることの連続で。 でも、多くの先輩や上司の人たちにご指導いただいて、とても勉強になったね。

その結果、当時の人たちととても良い人間関係を築くことができたよ。

そうですね。僕はあまり会社の人とつるむ方ではないんですけど、新入社員のときの支店の先輩たちとは今でも時々飲みに行ったりしますからね。 それで今は、経理部門に所属しているんですね。経理部門っていうと随分ざっくりな言い方ですけれど、具体的にはどんなことをやってみえるんですか?

経理事務はだいたい3つに分けられると思うんだよね。

  1. 店舗の出納・領収証統括管理、仕訳処理の事務的仕事
  2. 店舗の経理運用方法・効率化推進の企画的な仕事
  3. 帳票整理・運搬・倉庫管理の肉体的仕事

だいたいこんな感じかな。

1.の出納や領収証管理、仕訳処理はTHE・経理って感じですね。2.の効率化推進の企画的な仕事っていうのは、いわゆるトヨタでいうところのカイゼンの1つですよね。 3.の肉体的な仕事って、え?肉体的…?

経理関係の書類は保管期間が決められているんだよ。その保管期間が経過したものを、随時処分して倉庫内を空けていかないと伝票とか元帳とかの帳票書類って増えていく一方だから、倉庫が満杯になってしまうからね。

昨年は監査のタイミングもあった関係で、100トン近く整理して処分したかな。

100トン?段ボール箱でどれぐらいになるんだろう。想像もつかないな。

倉庫は別の場所にあるから何回もそこに行ってね。だいたい毎回12名〜15名ぐらいで行ってひたすら整理。 夏は大変だよ。熱中症になる人もいたから。

あぁ、わかります。倉庫って基本的に人間がいて快適にすごせるように作ってないから夏は大変なんですよね。

同じ部内にいても普段はそれぞれ分担制で違う仕事をしているから、意外とコミュニケーションをとる機会ってなかなかないんだよね。

こういう作業のときは部署のみんなとコミュニケーションがが図れる良い機会だと思うよ。仲間と協力して汗を流して同じ釜の飯を食う、その人の普段とはまた違った側面が垣間みられたりして親睦が深まるよね。

あいつ、普段は物静かだけれど、こういうとき意外とキビキビ動くやつなんだなってわかってきたりして、それで日々の仕事の接し方も変わったりしますからね。

誰からも、ありがとうといってもらえるように

それにしても村井さん、はじめの方では大変だっておっしゃってましたけれど、お話伺っていると随分と仕事を楽しみながらやっている印象を受けましたけれど。

そうだね。まぁ、何事も前向きに考えるようにしているよ。どうせやるなら、誰だってやっぱり楽しくやりたいからね。

こどもたち

こどもたち

村井さんみたいな上司の元で働きたいって思いますね。なんだかんだいっても僕らも部下がつく世代になってきてしまいましたからね。

人を育てるということはとても難しいことだよ。 プライベートでも二児の父親だけれど、本当に人を育てることは大変なことだよ。 それ以上に子どもたちの母親である妻はもっと大変だと思うよ。あたりまえのことだけれど、僕は仕事中は父親としてのことは何もやれないけれど、妻は24時間、365日母親であり続けるわけだからね。 本当に奥様に頭があがらないよ。そして、成長していく子供の姿を見ながら、毎日を過ごせるのは、何よりも楽しいですね。

仕事でもプライベートでも、何か心がけていることってありますか?

2つあるね。 1つはとにかく何でも、どんなことでも他の人から「ありがとう」と何回も言われるようにしようと。 もう1つは、毎日1つの新しい仕事を覚えようと。1年間の実働日数が約200日とすると、1年間で200個の新しい仕事を覚えられることになるからね。

毎日が勉強で、まだまだ発展途上だよ。

(その2へ続きます)

2014年9月17日、その2を公開しました。

児島ゼミ生インタビュー第2回:村井昭之さん(98E)ーその2 昭和歌謡編

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村井昭之

1998年名古屋学院大学経済学部卒業。ディーラーにて営業を経験した後、 本社の営業本部に移り、現在はグループ会社に出向し、経理部門担当。 2014年「優秀社員」表彰を受賞。1960~80年代を中心とした「昭和歌謡」を カセットテープで聴く、2児の父親。
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